e田橋crazys曲目解説(8)

Mambo(u) No.300,000,000
(マンボ(ウ) ナンバー三億)

(解説)
マンボウが好きだ。
マンボウは1回に3億個もの卵を産むらしい。でもそのほとんどは卵のうちに食べられてしまい、最大で3mにもなるという巨体にまで成長できるのはごく僅かで、彼らは言わば3億分のいくつかという超ラッキーを体現した存在とも言える。
巨体になったマンボウは動きも緩慢で、外洋にぷかぷか浮いていたりするらしいが、一方で1m以下の若い個体は結構俊敏に泳げるのを水族館で見たことがある。

この曲はそんな「幸運の象徴」とも呼べる(3億番目まで生き残った)マンボウの一生を描写したものである。
3億個の卵が放出される「産卵」、
それらが運任せに大洋を漂う「悲観的浮遊」、
運良く成魚になった若いマンボウが快速で泳ぎ、時には自力で危機から脱する「青春」、
巨体に成長して生命の危険が大幅に減り、自由きままに海原に浮かぶ「楽観的浮遊」の各部をマンボとサンバのリズムに乗せて表現した。

またこの曲では随所に全音音階を用いている。不安定に浮遊する感じを出すためである。

2017年12月3日高円寺スタジオKでのライブにて、アンコール曲として演奏された。
e田橋crazysのフル編成(8人)で書かれているが、マンドリンオーケストラでの演奏にもそのまま利用できる様意識している。マンボ・サンバには欠かせないパーカッションを加える事は大いに推奨され、その場合はサンバの中間部でソロを取る等いくつかの指示が書かれている。

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