元禄の茶壺曲目解説(2) 突貫工事

曲:蔵臼麓真
詞:好島王紫

1982年3月に2人ユニットとして出演した池袋 "City" でのライブの為に書かれた作品。
蔵臼と好島による初めての共作でもある。
元禄の茶壺名でこの曲が演奏されたのはその時と1983年の最後のライブの2回だけで、この時は蔵臼がメインヴォーカルを担当した。
その後は蔵臼のバンド「世紀末應援団」の主要レパートリーの一曲として、様々なアレンジで演奏されていた。

この曲が書かれた当時はまだバブル経済以前、丁度オイルショックとの中間になるが、当時はまだかつてのフォークの名残りで貧乏な生活を描く詞にもそれほどの違和感は無かった。
その後のバブル期を挿んだ現在の日本は再び図らずも「貧乏の時代」を迎え、新たに 〜ワーキングプア Ver.〜 として元禄の茶壺復活ライブに加えた。

M.E. (ミレニアム・エディション)は2000年当時、話題に上っていた某ED治療薬を想定して歌詞を改変、なので曲中の『錠剤』は決して「違法なものと認識」はしていない。
ちなみに当時は海外在住中でもあり、ライブ活動自体も行っていなかったのでこのヴァージョン単体での演奏はされていない。
余談になるが M.E. というネーミングは1979年以来の林檎ユーザーでもある好島の、「アンチB.G.氏」としてのアイロニーでもある。

復活に際して〜ワーキングプア Ver.〜 では更なる貧乏の境地を目指し、オリジナルの『八畳一間』を『六畳一間』に改めた。

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