e田橋crazys曲目解説(10)

Colored Object

(解説)
e田橋crazys の立ち上げ時から共に楽曲提供を行っている三宅洋センセイとの初の共作プロジェクトがこの「Colored Object」で、ユニット名はムード歌謡のデュエット歌手風に「ヒロシ&おーし」とした(笑)

曲は8ビート調のロックで、エレキギターっぽいリフやアルペジオ、ソロ等をイメージした各部で構成されている。

「Colored Object」というタイトルの由来は寄席に於ける「色物」(落語以外の曲芸、漫才等の出し物を指す隠語)の英訳だが、一方で「(マンドリンのユニットである)e田橋crazys でロックをやるって『色物』っぽいよなー」という自虐を込めたものでもある。しかし「既成の概念、常識への反抗」がロックの本質の一部であるなら、マンドリンでロックに挑戦する事もまた極めてロック的と言えるだろうし、e田橋crazys の掲げる「未知への挑戦」というコンセプトにも一致すると考えた。

もう一点、「colored」という英語表現は白人文化における有色人種への差別的表現として用いられる事がある。
耳にした聴衆がこの曲から少しでも「ロックスピリット」を感じてくれたら嬉しいのだが。

曲は2019年4月21日のライブ(高円寺スタジオK・第2スタジオ)で初演され、その後も度々演奏されている。

カルロ・アオンツォ JAZZ Session コンサートレポート

カルロ・アオンツォ JAZZ Session

コンサートレポート

季刊「奏でる ! Mandolin」Vol.46 (2020年春号) 6ページ
2019年11月5日に横浜で開催されたイタリア人マンドリニスト Carlo Aonzo 氏のコンサートレポート。
「奏でる ! Mandolin」は現在の日本における唯一のマンドリン音楽専門誌。
定期購読の他、全国の専門ショップでも購入可能である。
http://www.kanaderu-m.com/

蛇足ながら「好島王紫」名義によるテキストが商業誌に掲載されるのは今回が初めての事になる。

e田橋crazys曲目解説(9)

ホラー的間奏曲第1番
(Intermezzo orribile No.1)

(解説)
ec 内ではもっぱら「陰の首領(ドン)」ではないかとの噂が囁かれる kirA 氏。
その kirA 氏から「気持ち悪くて、寒気がする曲が欲しい」と命じられて書いたのがこの曲なのだが、一方で「ec の編成でホラー映画のサウンドトラックやSE(効果音)を表現しようとするとどうなるか」という挑戦をしてみたつもりでもある。
各部にはそれぞれ「零時の鐘~時空の歪み」「騒霊(ポルターガイスト)」「囁き」「狂った携帯電話(緊急地震速報)」「開閉する扉」「人魂の浮遊」「激しく飛び回るオーブ」「狂宴」「斬首刑(ギロチンの落下)」と副題を付けてある。
またこの曲ではベンド奏法、ブリッジ外奏法やボトルネック奏法、スクラッチ奏法、バルトークピッツィカートと言った特殊奏法を多用している。
この曲は2017年に作曲したのだが、曲調の特殊さもあってかこれまでに公表の機会がなく、ようやく2020年1月12日のライブで初演された。

e田橋crazys ライブのお知らせ

好島が作品を提供しているマンドリン系ニューエイジユニット、
e田橋crazys(イーダバシ・クレイジーズ)のライブが行われます。

今回はパーカッションに安井希久子さんをお迎えします。
当日は好島の未発表曲も初演される予定です。

2020年1月12日(日)
会場:吉祥寺ROCK JOINT GB

〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺 本町2-13-14 B1
Phone 0422-23-3091 Fax 0422-23-3092

開演12:00(開場11:30)
前売 ¥3,600(一般) ¥1,600(学生) +1ドリンク(¥600〜)
※当日は500円増し

■ご予約・お問合せ■
e田橋crazys:http://www.e--c.com/

元禄の茶壺ワンマンライブ2019 〜おやぢ秋の陣〜

元禄の茶壺 ワンマンライブ2019 〜おやぢ秋の陣〜
2019年10月13日(日)
13:30 / 14:00 open / start
at APIA40 (学芸大学駅徒歩9分)
http://www.apia-net.com/

蔵臼麓真*:ヴォーカル、ギター
好島王紫:ヴォーカル、バラライカ
福島久雄:ヴォーカル、ギター
黒澤和之:ヴォーカル、ベース

演奏曲:第1部
・オープニング 〜 元禄の茶壺 Theme song ! (宮中歌会 Ver.)
・Green men(ミドリのオトコ達)
・ワタシの彼はロシア人
・Respira !
・突貫工事 M.E. 〜ワーキングプア Ver.〜(蔵臼麓真/好島王紫)

第2部
・Like a rolling stone(蔵臼麓真)
・Adult's Lullaby(大人の子守歌)(蔵臼麓真/好島王紫)
・Born to fly
・柿の種 〜増量 Ver.〜
・(アンコール)突貫工事 M.E. 〜ワーキングプア Ver.〜

昨年11月の3rdワンマンライブ以来4回目のワンマンライブ。
関東地方は台風19号の上陸を受け開催が危ぶまれたが、天候の回復により開催を決行した。
しかし4名全員が唯一揃う前日練習が中止となり、ほぼ「ぶっつけ本番」の状態での演奏となった。
自虐を込め、好島は冒頭のMCでライブの副題を「おやぢの公開練習」に変更すると宣言、波乱のライブとなった。

セットは前回と同一。
オープニングのテーマソングでは新元号制定を祝し昨年に引き続き「宮中歌会Ver.を」採用したが、当日は好島のVoも不調で昨年よりもかなり短い(雅が足りない)演奏となった。

*蔵臼は第1部「突貫工事」からの登場。

台風一過の混乱の中、ご来場いただきました皆様には心より御礼を申し上げます。

 元禄の茶壺 好島王紫 拝