CD発売のお知らせ

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2014年より楽曲を提供しているユニット、e田橋crazys の1st アルバムが発売されました。

好島の作品からは天使 "S" の回想湖上のボサカフェ・ヘルシンキの3曲(全12曲中)が収録されています。
詳細は本記事または右のリンクから、e田橋crazys のページをご参照ください。
この種のユニットとしては異色のカフェ・ミュージックによる癒しを是非ご体験ください。
amazon.co.jpならびに全国有名ショップにて取り扱い予定です。

7/30には渋谷公園通りクラシックスにて発売記念ライブが行われ、昼夜2回の公演とも満員札止めの盛況でした。

元禄の茶壺 初ワンマンライブ 判官さまがやって来た! 〜やうやう(漸う)に〜

元禄の茶壺 初ワンマンライブ 判官さまがやって来た! 〜やうやう(漸う)に〜
2016年5月4日(水・祝)
18:30 / 19:00 open / start
at APIA40 (学芸大学駅徒歩9分)
http://www.apia-net.com/
蔵臼麓真*:ヴォーカル、ギター
好島王紫:ヴォーカル、バラライカ
福島久雄:ヴォーカル、ギター
黒澤和之:ヴォーカル、ベース

演奏曲:第1部
・オープニング 〜 元禄の茶壺 Theme song ! (お白州Ver.)
・Green men(ミドリのオトコ達)
・ワタシの彼はロシア人
・Respira !
・突貫工事 M.E. 〜ワーキングプア Ver.〜(蔵臼麓真/好島王紫)

第2部
・Adult's Lullaby(大人の子守歌)(蔵臼麓真/好島王紫)
・Like a rolling stone(蔵臼麓真)
・Born to fly
・柿の種 〜増量 Ver.〜
・(アンコール)突貫工事 M.E. 〜ワーキングプア Ver.〜

2013年4月以来、3年ぶりにして初のワンマンライブ。
今回ついにオリジナルメンバーの蔵臼麓真を加え、4人編成となる。*
大学時代に蔵臼が結成したバンド「世紀末應援団」の為に好島が詩を提供した「Adult's Lullaby(大人の子守歌)」も実に30年ぶりに蔵臼のヴォーカルで演奏された。
元々は「世紀末應援団」のレパートリーであった「Like a rolling stone」も久々に演奏され、元禄の茶壺にとっては記念すべき一夜となった。

一方で3年ぶりの演奏となったメンバーは劣化もあり、前日に上京した蔵臼とのリハ時点でも不安要素満載の段取りとなり、予定していた新曲も結局先送りとなった。
4人編成となった事で演奏スタイルも変更し、これまでは全員が座って演奏していたのを今回は好島と蔵臼が立って演奏する事とした。
また好島の演奏楽器もアルトバラライカを省略しバラライカ一本とすると共にライン化(ピエゾピックアップ仕様)し、サウンド面でもかなりの変更を加えた。
チューニングに多大な時間を要していたアルトバラライカを省略できたのは収穫であったが、ライン化したバラライカのサウンドについてはエフェクターの使用も含め今後に熟成の必要を感じた。

*蔵臼は第1部「突貫工事」からの登場。



e田橋crazys曲目解説(6)

カフェ・ヘルシンキ

マンドリン、マンドラ、ギターの為に書いたサンバ風の曲。この曲に関してはかつて乗り継ぎで利用したヘルシンキ、ヴァンター空港での印象を基にしているが、スコアの最後にはこの曲で表したかった情景を散文風にしたものが書き添えられている。

    カフェ・ヘルシンキ(情景)

11月のヘルシンキ・ヴァンター空港。
まだ夕方の6時だが、緯度の高いこの地ではすでにとっぷりと日が暮れている。
全面ガラス張りの窓の外は零下に近いのか、小雪が寒風に舞っているのが見える。
一方で窓のこちら側には汗ばむほどの熱気があふれている。
世界中からの乗り継ぎ客数がピークを迎える時間帯だ。

僕はカフェの椅子に腰を降ろし、このシュールで雑然とした風景を俯瞰していた。
予想外のトラブルで乗り継ぎに遅れそうなのか、言い争いながら小走りでカートを押す夫婦。
ビールを片手に大声で騒ぎながら歩くバックパッカー。
ムーミンショップに出くわし甲高い声ではしゃぐ子供たち。

僕はこれらの雑踏に軽い頭痛を感じてはガラスの外の寒さに思いを寄せ、
コーヒーを口にして開いていた文庫本に目を落とす。
こうして僕は、僕だけに不当に長く与えられたかの様に思えた乗り継ぎ時間を過ごした。

いつの間にか時は経ち、気づくとさっきまでの混雑は引き潮の様に去っていた。
乗り継ぎ便をロストしたのか、二人寄り添ってベンチで仮眠する男女。
作業服を着た清掃員が通路の上を滑らせていた巨大な白いモップは、
アプローチ上を鈍重にすすむ大型旅客機を連想させた。

外に目をやると、すでに雪は止んでいる。
晴れて透明になった空気が、冷徹さを増した外気を僕に想像させる。
はるか遠くの空に、幸運のオーロラが見えた。


昨年(2015年)末に作曲、2016年2月27日、渋谷公園通りクラシックスでのライブでオープニング曲として演奏された。
なおこの曲はフルート、ヴァイオリン、ギター編成用に別名義で作曲した「リミニの宿屋主人」と一部内容が重複している。

e田橋crazys ライブのお知らせ

好島王紫が2014年より楽曲を提供している音楽ユニット、
e田橋crazys(イーダバシ・クレイジーズ)
のライブが決定しました。

ミニライブvol.2 ~ドリンクでも飲(呑)みながら~
2016年2月27日(土)
会場:公園通りクラシックス [渋谷区宇田川町19-5 東京山手教会B1F]
開場19:00 開演19:30
料金:¥2,500

昨年7月にも同じ会場でライブを行い、その際は直前になって何とわたくし好島自身がMCを務めることになってしまったのですが、おかげさまでなかなかの盛り上がりの内に終えることができました。
前回に引き続き今回のライブでも好島が書き下ろした新曲が演奏される予定です。是非ご来場ください。

詳細はリンク先の公式ページをご参照ください。
e田橋crazys:http://www.e--c.com/

e田橋crazys曲目解説(5)

Mr.Jamaica
(ミスター・ジャマイカ)

エンジェルが耳元で囁いた。今度はレゲエを書け、と。
それもどうやらボブ・マーリーばりのものをイメージしているらしい。

ボブ・マーリーのレゲエ…
ジャマイカの貧困でありながらもどこか楽天的な(と我々日本人からは想像される)生活、そして彼自身の敬虔な信仰と熱いスピリットに満ちたその歌詞に裏打ちされたレゲエをインストで真似ても、果してそれは一体どんなものになるだろう。
しかし、とにかく天使に命令されてしまったのだ。
書かないとこちらの命があぶない(苦笑)

〜そんなワケでかなり無理矢理に書いたのがこの曲である。
Mr.Jamaica はもちろんジャマイカの人ではない。
ボブ・マーリー、レゲエ、そしてジャマイカにかぶれた日本のおっさんをイメージしている。
ジャマイカにかぶれ始めてからというもの、カリブ海の自由(そう)なイメージのみを妄想に抱いた彼のキャラクターは以前にも増していい加減なものになって行き、しまいに周囲はその彼の口癖「じゃ、まーいーか」を彼の渾名としたらしい(苦笑)

曲は昨年(2014年)から今年の初頭にかけて作曲した。
意識的に強引な転調と変奏を組み込んだレゲエ風の曲で、2015年7月18日の渋谷公園通りクラシックスでのライブでオープニング曲として演奏された。